システムは出来上がったのに役立たず?

システムを設計する部門がきちんとユーザの要求や業務を理解できていないと、開発が大詰めになってから多数の欠陥が発覚したり、リリース後の修正に手間取り開発期間を大幅に超過する修正期間がかかるなんてこともありえる。一度システムが運用段階に入ると、簡単にシステムの修正と言っても大幅な制限を受けるわけで、意外とこのあたりのリスクは設計段階では軽視されているのではないかと思われる。
当方は昔、リリース後修正に追われていた立場だったが、夕方(というか20時ぐらい)にバグ報告を受けて翌朝一番で修正プログラムをリリースなんてザラ。この頃の日々の生活は流石に空しかった(苦笑)。